

BMB DA-02 パワーアンプ
クラスTデジタル方式
150W+150W(最大出力)
BTL接続 300W
この基板レイアウトは、どこかで見たような・・・。
オーディオを永く趣味にしておられるかたは、ご存じと思いますが、あの鈴木哲氏が、マランツ時代に
プロデュースした1Uサイズの業務用パワーアンプ DA04 の片チャンネルと同じです。
<以下2枚の画像は、DA04>


Tripath TA3020 を使用し、発売当時は高評価でした。(10年以上前の話ですが・・・)
100W×4ch(8Ω時) BTL接続 300W×2ch(8Ω)(最大出力)
DA-02 は、
150W+150W(最大出力)となっていますが、多分4〜6Ω表記なのでしょう。
電源部分は、コストダウンされているようでトロイダルトランスではありません。
当時 DA04 標準価格 150,000円、DA-02 標準価格 120,000円と言う事でしたので
基板は、そのまま搭載されたのではないかと期待してしまいます。
パーツを全てチェックしたわけではありませんが、モジュールは、同じく Tripath TA3020 でした。

音質ですが、最初はそれほどでもないのですが、暖まってくるとなかなかクリアな高音を
再生してくれます。音の立ち上がりもいい感じです。
そこそこのスピーカーをセットして、もう一台 DA-02 を用意してBTL接続でスーパーウーファーを
追加すると低音の量感も増して、中古市場でのこのアンプの価格を考慮するとオーディオ用
としてもなかなかコストパフォーマンスが高いのではないでしょうか。
|